当院で扱うワクチンについて
当院で扱うワクチンについて
当院では、季節性の予防接種や呼吸器疾患を持つ患者さんに有効性の高いワクチンなど自費で受けられるワクチンも提供しています。ワクチン接種により感染症のリスクを減らし健康を守ることが可能になります。帯状疱疹ワクチンは発症すると後遺症に悩む方も多いため、積極的な接種を推奨しています。
毎年の流行に備える最も身近な感染症予防ワクチンです。インフルエンザは高熱・頭痛・関節痛を伴い、特に高齢者ではインフルエンザによる2次感染(細菌性肺炎)や重症化のリスクがあります。
新型コロナは現在も流行が認められ、特に高齢者や持病のある方では肺炎や重症化のリスクがあります。現在入院される患者さんのほとんどが高齢者か基礎疾患のある方です。ワクチン接種より重症化予防効果が期待できます。
肺炎による入院・重症化を防ぐ、特に高齢者に重要なワクチン。肺炎球菌は、成人肺炎の主な原因菌で、肺炎球菌ワクチンはすべてのワクチンで最も費用対効果が高いワクチンと言われています。肺炎球菌ワクチンには、PCVシリーズ(結合型ワクチン) とニューモバックス(多糖体ワクチン) の2種類があります。それぞれの特徴を図に示しますが、現在公費補助があるのはニューモバックスのみです。当クリニックではキャップバックスは14,500円、ニューモバックス は助成がない場合、7,700円の費用がかかります。
| 結合型ワクチン | 莢膜多糖体ワクチン | |
|---|---|---|
| キャップバックス(PCV21) | ニューモバックス(PPSV23) | |
| 1回接種、公費対象ではない | 5年毎接種、65歳のみ公費対象 | |
| 21価肺炎球菌ワクチン | 23価肺炎球菌ワクチン | |
| 長所 | 長期間有効で予防効果が持続 免疫活性がより強力 |
65歳の方には公費補助 カバーする血清型がやや広い |
| 短所 | 費用が高い(公費助成なし) | 有効期間はおおよそ5年程度 (再接種は可能) |
どのように打つのが最も良いのかは多少の議論の余地がありますが、公費補助を考えなければPCV21を先に打つのが良いとされています。ただし65歳のタイミングで初めて肺炎球菌ワクチンを打つのであれば、金銭的な面からニューモバックスの接種をすることは望ましいです。
※今後PCV20が公費補助が付く予定です。順次HPを更新します。
帯状疱疹は、過去に感染した水痘ウイルス(みずぼうそうのウイルス)が再活性化して発症します。50歳を超えると急激に発症率が上昇し、80歳までに 3人に1人が発症すると言われています。帯状疱疹が出た部位を中心に痛みが残ることがあり、これを「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と言います。帯状疱疹にも生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。
| 組換えワクチン (シングリックス®) |
生ワクチン (ビケン®) |
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|---|---|---|
| 回数等 | 2回(2~6か月間隔)筋注 | 1回 皮下注 |
| 費用・税込み | ◆公費対象の方(個人負担金) 6,400円/回(2回で12,800円) ◆自費の方 24,000円/回(2回で48,000円) |
◆公費対象の方(個人負担金) 2,500円 ◆自費の方 8,000円 |
| 有効性 |
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| ポイント |
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当院ではシングリックスを採用しています。シングリックスの効果は文献をまとめると、①発症予防効果90%以上、②PHNの予防効果も高い、③効果持続は約10年以上となっています。50歳以上で接種可能です。
RSウイルスは乳幼児の感染症として有名ですが、60歳以上の成人にも肺炎・気管支炎を起こすことが分かってきています。特に高齢者で喫煙者やCOPDなどの呼吸器疾患のある方に有効です。接種は1回のみで完結しますが、効果の持続についてはまだ検証中で、3年に1回程度打つ必要があるかもしれません。
受付またはWebよりご予約
問診票の記入(体調・接種歴の確認)
医師による診察・説明
接種(数分で終了)
確実に接種するためすべてのワクチンに対して事前予約をおすすめします。インフルエンザワクチンなどは在庫があれば可能ですが、肺炎球菌、シングリックス、RSウイルスワクチンなどは取り寄せる必要があるため1週間程度時間がかかります。
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